ダンボールに貼り付けられているマークは何?ケアマークの知識

ダンボールに貼ってあるマークの意味

荷物を輸送するときに欠かせないのがダンボールです。インターネット通販でも確実に必要ですし、引越しや収納、物の保管などに日常的に使われています。
そんなダンボールの表面には、たまに赤いデザインのマークが描かれたシールが貼り付けられている場合があります。

これはケアマークと呼ばれるもので、取り扱う際に注意を促す印となっているのです。
ケアマークの名前は知らなくても、文字や記号で書かれているものを目にしたことのない人はいないでしょう。
最近はインターネットでデザインをダウンロードして、それを印刷してダンボールに貼り付けて使用するケースも増えています。

でも、素人が何気なくプリントして、勝手に貼ってしまっても大丈夫なのか、ちょっと気になります。ケアマークにはどんな種類があり、何か決まりがあるのでしょうか。

ケアマークは決められたもの

ケアマークは荷物を運搬する際、中身が見えないものをどう取り扱うかを指示する「包装品の荷扱い及び保管用の図記号」のことです。
毎日たくさんの荷物を出荷運搬する大手企業はあらかじめ箱に必要なマークを印字したダンボールを使用するので、シールを貼るタイプではないこともあります。

実はこのケアマークはJIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)によって定められています。
海外の輸出入に関してもこうしたマークが表示されており、中が見えない荷物も適切に取り扱われるよう指定されているのです。
基本的に注意を促すことができればよい場合、オリジナルのマークや言葉で表現することも多くなっています。ただし、たとえば「割れ物注意」などは運送会社によっては料金に応じた配送メニューがあるため、マークが通用する場合としない場合があることは覚えておきましょう。

よく使われるケアマーク

マークの種類は10種類以上あり、よく使われるものからほとんど使われないものまでたくさんあります。
多いのは「取扱注意」で、意味はダンボールに衝撃を与えないようにというものです。
「壊れもの」はガラス製品や陶器などの梱包に、「水濡れ防止」はダンボールが濡れないように特に保護を求めるものです。
「横積禁止」や「天地無用」は、逆さにしたり横積みしたりしないことを示します。
ほかにも「踏みつけ禁止」や「カッター注意」などがありますが、これらは特別注意をしなくても基本的に一切してほしくないことともいえそうです。