ダンボールケースのサンプル作成―設計担当新人奮闘記②

1. 商品のサイズを測る

サンプル作成が決まったら、まずは中に入れる商品の計測です。

お借りできれば、その商品の大きさや重さを計測します。お借りできないときは、商品の形状を伺ってそれに似た形や重さでダミーを作ることも多いです。

2. パットを作る

次に緩衝用のパットを作ります。

中に入れる商品は丸かったりパウチだったり、POPがついていたりと様々なので、傷つけないよう形状を考えます。考えたらその場で図面を作って、カッティングマシンで切ってみます。

思い通りに出来なければ、出来るまで形を変えて切りなおし。

3. 箱を作る

商品の配置と緩衝用のパットが決まったら、外箱の寸法を決めてこれもカッティングマシンで切り、貼って箱を作って入れています。

ぴったりサイズだと取り出しにくいので商品内容や数を考慮してゆとりをとって寸法を決めます。これも思い通りできるまで寸法を変えて切りなおし。

上記の写真は、先ほどのダミー箱を緩衝用パットに詰めた様子。 今回は外箱のサイズが決まっていたので、輸送中動かないようにパットを箱サイズに合わせて試作しました。

4、確認・修正

試作が出来たら担当者と確認して改善点などあげ、修正を繰り返して試作一号完成。
それをお客様に見て頂きご意見を頂きながら、さらに改善していきます。

もちろん、試作一号で不具合や改善点があったら、それを取り込んで再度試作を作り直します。OKが出るまで繰り返して行って行きます。

5、生産

ご希望に沿ったサンプルが完成したら、生産に向けて進みます。
この時点で初めて、ご注文をいただく、ということになります。

サンプル作成でより正確な製品を!

カッティングマシンがとにかく早く動くので、図面を書いてその場でダンボールサンプルが出来あがってしまいます。(初めて見たときはあまりに早く動くので、本当に驚きました。)
その場で何度もやり直しができることも大きなメリットです。

そのため、お客様が直接こちらにいらっしゃってご意見を聞きながらその場で試作をすることも増えてきました。間近でご意見をうかがえて、そしてすぐに反映して作ってみることができるのです。この即効性はお仕事を進めて行くうえでとても大事なポイントではないでしょうか。

先程も申し上げたとおり、サンプルを作ることで本番に失敗しない正確な製品をお作りすることができます。サンプルを作っておけば、実際にモノを入れてみたら入らなかった、入れてみたらぶかぶかすぎて緩衝材が必要だった、なんて事態にはなりません。
備えあれば憂いなし♪作っておいて損はないと思いますよ!

新人のわたくしとしては、お客様にかっこ悪いところをお見せしないよう、知識の引出しを増やしてスキルアップしなければと思う日々です。
先輩方のアドバイスをしっかり聞きながら、お客様の理想にできるだけ近いものをお作りできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします!

お問い合わせ、お待ちしております!