厚さバラバラの荷物を梱包したい!そんな時は…?

“大体サイズは同じなんだけど、厚さがバラバラでいろんな相手に送りたい。だけど、1つ1つ合うサイズの段ボールを探したり、緩衝材を沢山詰め込んだりするのは面倒…”そんなお悩みはありませんか?

特に書籍や書類、CDやDVDなど、薄くてあまり大きくないものは、あまり大きな段ボールに入れると運賃が余計にかかってしまうし、かといってちょうど良いサイズのケースはなかなか直ぐに見つかりません。しかも一度に複数の相手に送る、大量に送る…なんてなったら、ダンボールだけでなく緩衝材だってたくさん必要になってしまいます。

そんなとき1つの段ボールで色々な厚さを上手く梱包できたら、とても楽ですよね。 それを可能にする段ボールケース、お作りできるんです!

そんなすごいダンボールの前に、一般的なヤッコ型ケースを見て行きましょう。 早くひねりヤッコ見たい…!という方は、先にお進みください。

ヤッコ型のケースとは?

このように、折り紙で作るヤッコのような形をしたものです。

みかん箱タイプとは違い、あまり高さのないものを入れる時に使用することが多いです。先日ブログ内でもみかん箱タイプについてはお伝えしていましたが、そこでちらっと出てくるCDや書籍など薄くて平たいものを梱包するのに適した「タトウ」式の段ボールケースというのは、このヤッコ型ケースのことです。

ひねりヤッコってどんな形?

では、本題に戻りましょう。

ヤッコ型のケースが薄いものを梱包するのに適している、ということは分かったけど、どうして“厚さがバラバラ”に対応できるの?なんて疑問が浮かんでくるはず。

それを可能にするケースを、「ひねりヤッコ」と呼んでいます。

「ひねり」なんてついているくらいですから、上記画像のヤッコ式のケースとはちょっと違います。 なんと、こんな不思議な形をしているのです。

ただの1枚のヤッコではなく、画像のように折り紙のように折って、ヤッコの形を作るタイプのケースです。もちろん、だれでも簡単に梱包できますよ。

では、どうやって厚さの違うものを梱包していくのでしょうか。 3種類の厚さ(ここでは、A4の紙を使用します)を用意して、実際にどのように梱包するか、見て行きましょう。

まずは、A4の紙を数枚重ねた場合。こんな薄さでも、問題なく梱包できます。

続いて、厚さをどんどん増やしていくと、梱包後はこんなふうになります。蓋になる部分が少しずつずれていくのは、中身の厚さが増えていくからですが、梱包自体はしっかりとされています。ガムテープで留める位置が、少しずつ変わった程度、という感じでしょうか。

そして驚くことに、上記3種類の梱包は、全て同じダンボールケースで梱包しています。中身がどんな厚さでも、同じケースで対応できるのです!

同じケースでどうして梱包できるの?

どうしてこのようにきれいに梱包できるのかというと、フラップと呼ばれる内側に折りたたまれる部分に工夫があります。

ダンボールケースはどんな形だとしても、折り目の部分には線がついていて、折れやすくなっています。その線に沿って蓋や底をつくると、きれいな形になります。線が決まっているので、組み立てられた段ボールケースは最初からそのサイズが決まっています。上記のように、厚さが薄いものを入れると、中で動いてしまう可能性もあり、紙ではなく壊れ物だった場合は破損にもつながります。

しかし!

画像のように、このひねりヤッコは上下左右のフラップ全て、どこで折っても綺麗に折れるようになっています。好きな高さに合わせて折りたためるように、折れ線と縦の目方向を同じにしてあります。(※目方向というのは、段ボールの真ん中のなみなみの方向です。)

厚さが複数でも、厚さが確定している場合など、複数の折れ線をつけておくパターンもあります。

中身の厚さに合わせて折り込めば、中身とケースがぴったり密着した状態になるので、運んでいる最中に中身が動いてしまうこともありません。わざわざ緩衝材を入れる必要もありません。 さらに、底部分は段ボールが二重になっていますし、天面もフラップを重ねているので、とても頑丈です。横の部分は下記の画像のように、ケース部分より中身の部分が内側に入っている為、角潰れなどの心配も軽減されます。

段ボールケースで作業の効率化を!

今回はヤッコ型のケースをご紹介しましたが、お客様のご要望や弊社が誇る営業さんたちの知識や経験により、ちょっとした工夫で作業が楽になったり、手間を省けたり…なんて趣向を凝らしたダンボールケースがたくさんあります。

このひねりヤッコはお客様にも喜んでいただけることが多く、私もオススメの商品です。

最初に見たときは、「おおぉ!すごい!」と感動してしまいました。私自身、本やCD、ゲームソフトなど小さなものを梱包するときには使いたいくらいです。

気になった方は、是非お問い合わせください。 また、こういうの作れる?こんなものを梱包したいけどどうしたら?こんなサイズの段ボールケースはいくらくらい?などなど、小ロットから大ロット、定期的な製造&配送のことまで、お電話でもメールでも、お問い合わせお待ちしております。